2年前の初フルマラソン
明日は東京マラソンですね、走られる方頑張って下さい!
それまでたまにジョギングはしていたけどマラソンにはまったく興味がなかった。
同窓会で久しぶりに会った友人が東京マラソンに第1回目から応募しているけど当選したことがないと言っていた。
ホノルルマラソンを走った時のことを話してくれた友人がちょっとカッコよく思えて、私もマラソンを走ってみようかなと思った。
どうせ当たらないだろうと思ったけど東京マラソンにエントリーしてみたらなんと当選してしまったのだ。
なんか凄くうれしかった!
初ハーフマラソンを1時間43分でゴールできて調子に乗っていて、ちょっと練習すればフルマラソンだってサブ4どころかサブスリーだって出来ると思った。
けど、そんな考えは初めての30km走で打ち砕かれた。
ハーフを超えてからの疲労感が尋常じゃなかったし膝とかも痛くなった。
何度か30km走に挑戦したがサブ4ペースで走れたのは1回だけだった。
東京マラソン当日、新宿駅に7時30分に到着するとランナーだらけだった。
入場ゲート通過に30分くらいかかると思っていたが10分くらいで通過できました。
ウエアは着て行ったので上着とウォームアップパンツを脱いでポーチなど装備して荷物をトラックに預けます。荷物預けは待ち時間なし。
その後、トイレに行こうと思ったが一つのトイレに30人以上並んでいたので断念。
スタートブロックには40分前に並んだ、エントリーした時はどのくらいで走れるのか分からなくてたぶん5時間くらいで申告したら後ろか2番目くらいのブロックだった。
手袋2枚重ね、マスク、ネックウォーマー、そして一番効果があったクリーニングポリ袋で作ったポンチョで防寒対策。日向にいたのでそれほど寒さは感じなかった。
目標は初マラソンでサブ4
スタート直前に時計がGPSをロスして再設定してたらGPSを受信する前にスタートライン超えてしまった、このことがあったのでペースも分からず序盤は走りに集中できなかった。
さらに後ろから2番目くらいのブロックだったので渋滞で思うように走れなかった。
5㎞位で右足を挫いてしまいもともと痛みがあった右くるぶしが早くも痛みだした。
この先大丈夫かと不安になる。
そういえば、走り始めてすぐにトイレに行きたくなってどのタイミングで行くか迷った。
7㎞位で行こうと思ったけど、タイムロスを考えがまんできるところまでは走ろうと決めた。
結局18㎞あたりのでトイレに、2分位のロスかな?
でも、気になることがなくなったので走りに集中できるようになった。
気温が高かったので給水はこまめに取ったけど人が多くてどうしてもタイムロスになり7㎞おきくらいで給水すればよかったかなと思った。
それまで順調に進んでいたのに22㎞あたりで左膝外側が猛烈に痛み出した。
今まで経験したことがない痛みで、この時点でこの痛みでは最後まで走り切れないのではと不安に思いながら走った。
途中何度も止まってストレッチでもしようかと思ったがたぶん痛みは解消しないだろうし、1度止まったら走れなくなってしまいそうで、ごまかしごまかし走り続けた。
痛みは周期的に強くなったり弱くなったりして本当につらかった。
当然ペースは落ちるしサブ4も危険信号が点滅していた。
時計のトラブルで正確なタイムが分からなかったがギリギリ3時間59分位でゴールできるのではと思っていた。
佃大橋の36㎞からは1㎞が長く感じた。
足の痛みが本当につらくてフルマラソンにはもう出ないと思いながら走っていたが、頑張ればサブ4できると信じて最後3㎞は気力を振り絞って走った。
そしてゴール
4時間02分25秒
目指していたサブ4を達成出来なくてがっかりした。
フルマラソンの苦しさから解放されてホッとしたが完走できたうれしさとかはあまりなかった。
ただ、あの痛みのある状態で最後まであきらめずに走りきれた自分をほめてあげたいと思った。
足の痛みが凄くて本当に疲れ切ってもう当分走りたくない気分だけど、いつかサブ4にリベンジしたいと思った。
気温最高14℃スタート時は8℃くらいか?
半袖短パン、薄手の長袖インナー、ふくらはぎサポーター、サンバイザー、手袋(途中で外す)
以上、当時のSTRAVAメモより。
初マラソンで目標のサブ4を達成していたら結果に満足して今は走っていないかもしれないですね。
2回目のフルマラソンでギリギリサブ3.5を達成した時も最後粘れたのは初マラソンの悔しさを忘れていなかったからだと思います。
東京マラソンの開催日が近づくとそんなほろ苦い初マラソンを思い出します。
月間走行距離 233km